全般性不安障害、社交不安障害
不安障害って?
誰もが感じる程度をはるかに超えた不安を持ち、自分自身で不安の感情をコントロールできないほど過剰に心配をし、それが元で日常生活に支障をきたしてしまう状態のこと
※全般性不安障害:さまざまな出来事や活動に対する過剰な不安と心配が持続する状態です。
◎特定の状況に限定されない不安、理由の定まらない不安や心配。ある一つのことが頭に浮かぶと最悪の状況、取り越し苦労をしてしまう。
例)お金がなくなって一文無しになったらどうしよう、子供がグレて捕まったらどうしよう、等
→頭痛、緊張感、便秘・下痢、めまい、ソワソワ、イライラ、疲れやすい、集中力低下、朦朧とする
※社交不安障害:他人からじっと見つめられたり、注目を浴びる社交場面に対して、不安や恐怖を感じ、その状況を回避する状態を指します。
◎人前や人に接する場面で、強い恐怖や不安を感じてしまう。
- 人前で話すのが怖い(緊張する)
- 人前で文字を書いたり電話をかけたりするのが怖い(震える)
- 人に接するのが怖い(緊張する)
- 周囲からの視線が気になる(怖い)
- 注目されると緊張で赤面したり汗をかく、注目されることを避ける
→手足が震えたり、息苦しくなったり、動悸、大量の発汗、赤面、声が出ない、トイレが近くなる
などの症状
気持ちの問題・性格だと思っていませんか。
不安感や緊張感が生じる場面を避けたり、社会生活に支障を感じたら、当クリニックに相談してみましょう。